明日は大学の入試試験。明日が本番だと思うと、今までの成果を出せるのかドキドキしてしまいますよね。
今回は、大学受験前日のやるべきことと、過ごし方をご紹介します。前日は勉強しない方がいいのか、実際私はどうしたのかあわせてご紹介します。
受験前日は勉強しない?する?
あー明日は入試だー。ドキドキして頭が真っ白だ。
ドキドキしているということは、今まで一生懸命勉強したという証拠だな。これから明日の試験にむけてやるべきことを教えよう。
さぁいよいよ明日に迫った受験。今まで一生懸命勉強してきた成果を、100%発揮したいですよね。
受験前日は勉強すべきか、しない方がいいのか。
悩む人も多いかもしれませんが、勉強よりも先に絶対にやらなければならないことがあります。
出来れば、試験前日の朝1番にやってもらいたいこと。
それは、明日の準備です。
前日はどう過ごしたら良いのか、なんてソワソワして気が付いたら夜になっていた。ではマズいのです。
まずは受験準備をして、足りない物は買いに行きましょう。
受験当日に消しゴムを持って行くのを忘れた。試験会場が分からず迷子になり、試験時間に間に合わなかった。それでは、勉強の成果を100%発揮するなんて不可能です。
私も受験当日、消しゴムやコンパスを忘れて近くのコンビニを探し回ったことがあります。
これがめちゃくちゃパニックになります。
受験当日は朝早くコンビニしかあいてません。さらに私立大学だと受験生も多く同じように忘れた人が買うので、どこも売っていない事件が発生するのです。
なんとか消しゴムをゲットしても、試験開始前にヘロヘロの状態で集中なんて出来ません。
私のような失敗をしないためにも、しっかり準備しましょう。
【やること1】持ち物チェック
さぁまずは持って行くものを確認しよう。
まずは、受験当日に必要なものを用意しましょう。
- 受験票
- 時計
- 筆記用具(鉛筆数本、鉛筆削り、シャープペンシル2本以上、シャープペンシルの芯、消しゴム2個以上、定規など)
- 飲み物
- 昼食
- お菓子(アメ・チョコレート・グミなど)
- マスク(風邪予防、部屋が臭いなど臭い対策にも便利)
- カイロ、膝掛けなどの防寒具
- お守り
- 参考書や問題集など
- ハンカチ
- ティッシュ(多めに用意)
- 財布
- SuicaなどのICカード
- 携帯やスマートフォン
- 生徒手帳などの身分証明書
- 薬、目薬
- 雨具
- ビニール袋(靴を入れたり、脱いだ服を入れたり、ゴミを入れたり何かと便利)
- 音楽再生機器、イヤホン
- 会場までの交通機関やアクセスを印刷したもの(スマホが壊れたとき用)
- 受験票に必要と書かれているもの(上履きなど)
受験当日の持ち物ですが、意外と多いですよね。漏れが無いようにしっかり準備しましょう。
受験票や筆記用具、時計を忘れてしまうと、試験当日はとてもパニックになってしまいます。絶対忘れないようにしてくださいね。
私が受験で失敗したなと思ったことは、受験で気合を入れ普段使っていない鉛筆と消しゴムを持っていってしまったこと。
試験の途中、手が痛くなり気になって集中出来ませんでした。出来るだけ、使い慣れた筆記用具を持っていきましょう。
また、受験する学科や学校によって追加で必要なものもあるので、必ず受験票に記載されている持ち物を確認してください。
【やること2】服装選び
受験当日は制服を着ていくといいのかな?
大学受験は制服でも私服でも大丈夫だよ。ただ、暑さ調整ができる服装がおすすめだよ。
受験当日は、私服でも制服でもどちらでも大丈夫です。私が受験した学校は、ほとんどの受験生が私服でした。
- 暑ければ半袖になれ、寒ければ上着をきるなど、温度調整が出来る服装にすること
- 普段着慣れている服装にすること
- お腹の締め付けが少ない服装にすること
試験会場は、どんなところか全く分かりません。
隙間風がびゅーびゅー入ってくる寒い部屋かもしれません。反対に狭い教室に何十人もの受験生が入り、熱気のこもった蒸し暑い部屋かもしれません。
自分が受験する環境がどんな状況でも対応出来るよう、半袖+パーカー+ダウンといったように温度調整可能な服装を心がけてください。
私の体験談を紹介すると、雪が降るくらい寒い日にドアの目の前で足が寒すぎて集中出来なかったことがあります。
また別の会場では狭い教室にびっちり受験生がいて、暑くて暑くてイライラしながら受験したこともあります。
なので、どんな状況でも対応できる服装を選んでくださいね。
そして受験当日となると緊張してすぐにトイレへ行きたくなってしまいます。
試験中トイレに行きたくならないよう、着慣れている服でお腹の締め付けが強くない服を選ぶといいですよ。
余談ですが、休憩時間はあまりにトイレが混んでいてビックリすると思いますよ。
会場についたら、まずトイレの位置をチェックしておいてくださいね。
【やること3】試験会場のアクセス確認
明日の試験会場遠いんだよなー。
しっかりと会場までのアクセスを調べてね。都心は駅が複雑で迷子になってしまうこともあるんだよ。
試験会場までどのように行くか、しっかりと調べてくださいね。今回は、試験会場までのアクセスを調べるときの注意点をご紹介します。
試験会場までのアクセスはプリントアウト
調べたアクセス方法、バスや電車の時間は、出来ればプリントアウトしておいてください。
朝の通勤ラッシュで通信が不安定になったり、携帯やスマートフォンが故障したりするかもしれません。タイミングよく速度制限がかかってしまうかもしれません。
携帯やスマートフォンが使えなくなっても試験会場にたどり着けるようにしておきましょう。
大学のキャンパスや校舎の確認
大学は高校と違い、キャンパスがいくつもあったり、校舎が離れていくつもあったりします。
大学によっては近くに複数キャンパスがあり、受験当日、受験生で大混雑でどっちに行けばよいか分からなくなってしまうこともあります。
私の友人も、受験当日に違うキャンパスに行ってしまい試験開始ギリギリで到着してしまったと言う人が複数いました。
そして大学は本当に広いので、迷子にならないように注意してくださいね。
私が通っていた大学も、2駅分の広さがあり教室から教室で15分以上かかる場合もありました。
大きい大学は、校門から教室まで15分以上歩くこともあるので、時間に余裕を持って到着出来るよう調べてくださいね。
受験票で会場をしっかり確認し、会場を間違えないようにしてください。
駅の出口まで調べる
大きい駅の場合、出口が複数あります。必ず電車を使う場合、利用する出口まで調べておきましょう。
せっかく駅からの道のりを調べておいても、出口が違えば無駄になってしまうこともあります。
さらに駅によっては、改札を間違うと調べた出口に出られないこともあるのです。そうすると、地上に出て遠回りしなければならなくなります。
このため何出口から出なければならないか、しっかりと調べてくださいね。
電車の乗り換えは余裕を持って
電車や地下鉄を利用する場合、時間に余裕を持って行動出来るよう時間を調べておきましょう。
都心の乗り換えは本当に複雑で、乗り換えに数100メートル歩いたり、駅構内が複雑になっていたりします。
私は地下鉄の乗り換えで迷子になり、30分駅の中をさまよったこともあります。
●●出口から●分と思っても、電車を降りてから●●出口に着くまでに10分歩かなければいけないと言うこともあります。
そしてバスを利用する場合も要注意です。
バスは遅れます。雨や雪が降ると、さらに遅れます。
また大学近くまで行くバスは、多くの受験生が利用するため乗れないこともあります。
受験生でできた長蛇の列をみて絶望することも。
大学までバスの場合、タクシーや歩いて行く可能性もあると思い、時間に余裕を持ちタクシー代が払えるよう現金も準備してくださいね。
【やること4】食事と睡眠
いよいよ明日が試験なのね。ドキドキして眠れないわ。
明日の準備をしたら、しっかりご飯を食べて早めに寝よう。睡眠不足や体調不良には気をつけないとね。
しっかり準備をしたら、ご飯を食べて早めに寝るようにしましょう。なかなか眠れないからと言って、夜更かしなんてしてはいけませんよ。
受験当日、睡眠不足になってしまったら100%の力を出すなんて無理です。
緊張してなかなか眠れなければ、好きな音楽を聞いたり、甘いものを食べたりしてリラックスしてみてくださいね。
スマートフォンのゲームや漫画を読んで、気が付いたら12時を過ぎていた、なんてことがないようにしてください。
受験前日の過ごし方
受験当日の準備はばっちり。さあ後は勉強だ!もしかしたら前日勉強したことが試験に出てくるかもしれないし。
前日はリラックスして過ごした方が良いって聞いたけどなぁー。受験前日はどう過ごしたらよいのかしら。
準備が終われば、残りの時間をどう使うか人それぞれ。受験前日の過ごし方を紹介するね。
さぁ本題の受験前日は勉強すべきなのか、しないべきなのか。どう過ごすと100%の力を出せるのか。
正直、人それぞれ違うと思います。
絶対こうしたら100%力を出せる、と言う方法はないと思います。
私がやってみて1番良かった過ごし方は、問題集や単語集で今まで間違えた問題の復習をすることでした。
間違えた問題を見直すことで、あれはなんだっけ。と言う不安がなくなり良い成果を出すことが出来ました。
ぶっちゃけ、こうしなければいけないという方法はないため、今回は前日の過ごし方の一例を紹介します。
その中で自分の気持ちが落ち着きそうなこと、受験当日冷静になれそうなことを実践してみてください。
【過ごし方】あなたはどう過ごす?
俺はいつも通りがっつり勉強するぞ!
私は間違えた問題を復習する程度にするわ!
受験前日に勉強するかしないか、様々な選択肢があると思います。
思いっきり勉強する
受験前日だからといって特別なことをせず、普段通り勉強して過ごします。
いつも通りの生活をすることで生活リズムが乱れず、緊張することなく1日を過ごすことができると思います。
そして勉強はやった分だけ力になるので、前日にやった勉強も力になります。また受験前日まで勉強をしっかりやったと言う自信を持って受験当日を迎えられるでしょう。
デメリットとしては、もし全く分からない問題に遭遇し、自信をなくしたり、前日なのに解けないと焦ってしまったりすると受験当日に影響が出てしまいます。
過去問を前日に解いたら合格点まで到達しなかった、どうしよう。なんて気持ちになってしまうと、受験当日は緊張して本領発揮は難しいでしょう。
分からない問題に出会えて良かった、受験当日じゃなくて良かった。と思うと良いですね。
また前日だからといって、勉強に力が入りすぎて夜更かししてしまわないよう注意しましょうね。
間違えた問題の復習
繰り替えしやってきた問題集や過去問で、何度も間違えてしまう問題があると思います。
自分が苦手な問題や何度も間違える問題を一通り復習します。復習することにより、完璧な状態で受験当日を迎えられます。
私の場合、受験前日はこれをやりました。
何度も間違える問題を付箋紙などで分かりやすくしておき、その問題だけ解きました。
限られた問題を解くだけなので受験当日にむけて体力も温存でき、苦手な分野をしっかり復習したと言う自信がつきます。
ただし、間違えた問題を事前に整理できていないと、あれもこれもと問題をたくさんやってしまうと焦ってしまいます。
このため、何度やっても解けなかった問題や、毎日やっていた単語集で何度も間違えた問題など、的を絞って復習すると良いでしょう。
全く勉強しない
前日は全く勉強せず、リラックスして過ごします。
受験は慣れない環境で何時間も集中しなければなりません。受験する大学によっては、2日間連続と言うこともあります。
入試は集中力がどれくらい持つか体力勝負です。
勉強すると体力を使うため受験前日は勉強を全くせずリラックスして過ごしことで、すっきりした状態で受験当日を迎えられます。
ただし、普段と違うリズムで生活してしまい調子が狂ってしまう、勉強で体力を使っていないため夜寝つきが悪くなってしまうことがあります。
このため、気持ちの切り替えをしっかりやってくださいね。
前日にイメトレはやっておこう
受験当日のイメージトレーニングはしておくと良いよ。
イメージトレーニング?
深呼吸して、受かるぞーーーって思うんだよ!
太郎君の言うとおり、深呼吸をしてこれまでの勉強を振り返り、これだけ勉強したから大丈夫と自分に言い聞かせましょう。
また、明日の試験が受験最初の試験の場合、朝から試験受けるまでの流れを目を閉じて想像してみましょう。
朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて…、会場着いてトイレに行って、筆記用具と受験票出して、試験官の開始の合図で問題用紙を表にして解く。
当日は想像と違うかもしれませんが、イメージしておくだけで気持ちが落ち着きます。
今まで一生懸命勉強してきたからこそ、すごく緊張するのです。頑張った証拠です。
私の友人に、緊張で試験開始の合図で頭が真っ白になり一問も解けなかったという人がいました。
せっかく頑張ってきたのに、緊張に負けてしまったらもったいないのです。
そうならないよう、当日の流れをイメトレしておいてください。
まとめ
大学受験当日に今まで勉強してきた成果を発揮するためにも、受験前日は早めに受験の準備をしっかりしてくださいね。
今回ご紹介した内容を簡単にまとめます。
- 受験票を確認しながら持ち物チェックをしっかりやる。
- 受験当日の服装は、服を脱いだり着たりして温度調節が可能なものにする。
- 試験会場までのアクセスを調べるとき、電車などの遅延もあるため時間に余裕を持たせる。
- 受験前日はご飯をしっかり食べ、早く寝る。
- 受験前日の過ごし方は、自分が緊張しない方法を選ぶ。
- 受験前日に試験までの流れをイメージトレーニングしておく。
明日の受験、今までの成果を出し切れるよう応援しています。