高校数学の問題集は、種類もレベルも色々ありどれを買えば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、高校数学におすすめの問題集を紹介します。
高校数学おすすめの問題集
うわー!数学の問題集を買おうと思ったけど…どれを買えばいいんだーー!
大丈夫かい?困っているなら私がおすすめの数学問題集を紹介するよ。
大学受験や成績アップのために問題集を買おうと思っても、数学の問題集は種類が豊富でさらに色々なレベルに分かれているため、どれを選んでいいのか分からないですよね。
そこで今回は数ある問題集の中で、特におすすめの問題集を厳選し紹介します。
書店に行ってみたけど、ズラッと並んでいてどれを買えば良いのか分からない。ネットでおすすめの問題集を調べてみたけど、色々書いてて分からない。
そんな人に、とりあえずコレ買っておけば受験も出来て間違いない。と言う問題集のみを紹介します。
紹介した問題集で効率良く成績を上げるために重要なことがあります。
それは、自分のレベルに合った問題集を選んでください。
基礎も出来ていないのに難易度の高い問題集を選んだり、基礎は出来ているのに基礎のみの問題集を選んだりしては、効率良く勉強出来ません。
短い時間で効率良く成績を上げるためには、必ず自分の目標と自分のレベルに合った問題集を選びましょう。
そしてもう1つ効率良く勉強するために大切なことがあります。
それは問題集を何冊も買わないこと。
受験勉強で問題集Aは1回やり、問題集Bは演習問題を1回やり、問題集Cは応用問題を1回やる。
というように、何種類もの問題集を買って勉強するやり方があります。
これは、おすすめ出来ません。
たくさん問題集をやりすごく勉強しているように見えますが、間違えた問題を解けるまで繰り返していないため弱点を克服出来ていないのです。
必ず問題集は1冊決め、全ての問題が解けるまで徹底的に繰り返すことが大切です。
もし繰り返し勉強して問題集1冊が完璧になったと言う事は、問題集に網羅されている範囲は完璧になったと言うこと。
受験ではどの範囲の問題が出てくるか分からないため、全てを網羅していることが大切です。
複数の問題集を勉強してしまうと徹底的に繰り返せないため、間違えた問題は出来るようになりません。
つまり、間違えた問題が受験問題に出ても解けないということです。
そうならないためにも慎重に問題集を1冊決め、完璧になるまでやり込むことです。
詳しくはこちらで紹介しているので、参考にしてみてください。
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悩んだらコレ【チャート式】
チャート式は、基礎から入試レベルの問題まで幅広く演習出来るおすすめの問題集です。
私も学校で配られ、高校1年生から使っていました。
解説がとても丁寧で、難易度も授業の復習から受験勉強までカバーしているので、めちゃくちゃおすすめの問題集です。
ただチャート式はびっくりするくらい分厚い問題集です。
問題数もとても多いので、気合をいれて勉強しないと最後までやり切ることすら出来ません。
もし難関大学の受験を考えているなら、なるべく早く購入し授業の復習や定期テストに合わせて使用すると良いでしょう。
そんなチャート式には、4種類のレベルがあります。
基礎から応用までコレ1冊【黄チャート】
授業の復習から受験対策まで出来る「黄チャート」。迷ったらコレを使えば間違いなし。
私が高校生のときに使っていたのは、この「黄チャート」です。
授業の復習から受験まで「黄チャート」しかやっていません。
正直、他の問題集はやらず「黄チャート」と赤本だけで、東工大も早稲田(理工学部、教育学部)も合格しました。
私の友人には現役で東大も京大も国立医学部もいますが、みんな「黄チャート」を使っていました。
東大に合格した超スーパー数学得意な友人だけ「黄チャート」と勉強したあと後に「標準問題精講」をやっていました。
このため「黄チャート」は、何をやったらいいか分からない人、難関大学や超難関大学に受験を考えている人におすすめです。
数学が苦手な人は【白チャート】
授業について行けない。授業サボりすぎた。数学苦手すぎて無理。そんな方は「白チャート」がおすすめです。
「白チャート」は、教科書の基本的なことまで説明されているので右も左も分からない状態から基礎を固めるにはぴったりな1冊です。
ただし難関大学の受験する人は、「白チャート」だけでは入試レベルの演習が足りません。追加で入試対策が出来る難易度の高い問題集を購入する必要があります。
難関大学の対策に【青チャート】
基礎は出来ていて難関大学の受験対策をしたいと言う方におすすめなのが「青チャート」です。
「青チャート」は「黃チャート」よりも難易度が高く、一般的に難関大学を受験する人は「青チャート」を使った方が良いと言われています。
難関大学の入試レベルの問題が多いため、しっかり「青チャート」を完璧にマスターできれば確実に実力がつきます。
しかし基礎が出来ていない段階で「青チャート」を始めてしまうと、難しすぎて挫折してしまいます。
基礎が出来ていない人は無理せず「黃チャート」を使うと良いでしょう。
数学のエキスパートは【赤チャート】
数学が好きで好きでたまらない。もっともっも難しい問題を解いて理解を深めたい。そんな数学を愛する方におすすめなのが「赤チャート」です。
問題の難易度も桁違いに難しく、授業の復習や受験対策には不向きです。
しかし数学好きにはたまらない難易度と丁寧な解説に、ゾクゾクが止まらないでしょう。
数学が愛しくてたまらない。難しい問題をみると夜も眠れない。そんな方は、ぜひチャレンジしてみてください。
基礎を固める【基礎問題精講】
基礎問題精講は、少ない問題数で共通テストレベルの基礎を身につけたい人におすすめの問題集です。
チャート式と比べると、かなり問題数は少なくなっているので短期間で全範囲を効率よく勉強できます。
ただ問題数が少ないと言っても1週間でマスター出来るような量ではないので、それなりの覚悟は必要です。
そして注意して頂きたいことは、基礎問題精講は意外と難しいと言うこと。
共通テストレベルの問題を演習するため、教科書の内容を理解していない人には難しすぎて挫折する可能性大です。
教科書の内容は理解した上で使うと良いですよ。
さらに解説は例題だけで、演習は解答しかありません。ある程度の基礎が出来ていないと、やりきるのは厳しいでしょう。
ちなみに例題の解説は、めちゃくちゃ丁寧なので安心してください。
解ける自身がない方は最初は例題だけを徹底的に繰り返し、ある程度力がついてきてから演習をやり始めても良いですね。
難関大学の対策に【標準問題精講】
数学の基礎は出来ていて難関大学の入試対策をガンガンやりたい人におすすめの問題集です。
正直、基礎が出来ていないと難しくて解けません。
私の友人では、常に数学は学年トップで東大に現役合格した人だけ使っていました。
標準問題精講は意外と問題数も多いので、よし基礎が出来たと思って高校3年生の冬から始めると終わらないので注意してください。
標準問題精講の解説は、基礎問題精講と同様で例題にはとても丁寧な解説があります。演習は解答だけになっています。
まとめ
今回は超おすすめ高校数学の問題集を紹介しました。内容を簡単にまとめます。
- 効率良く成績を上げるには、自分に合った問題集を1冊選び徹底的に繰り返すこと
- 黄チャートは、授業の復習から受験勉強におすすめ
- 白チャートは、数学が苦手な方におすすめ
- 青チャートは、授業の内容を理解していて難関大学を受験する方におすすめ
- 赤チャートは、数学マニアにおすすめ
- 基礎問題精講は、授業の内容を理解し共通試験対策をしたい方におすすめ
- 標準問題精講は、基礎が出来ていて難関大学の入試対策をガンガンしたい方におすすめ
数学は苦手な方も多い教科ですが、受験では配点も高く落とせない学科も多いので問題集を使い効率良く勉強してください。