英語の勉強に欠かせない文法。大学受験勉強のために参考書や問題集を買おうと本屋に行っても、種類が多すぎて困ってしまいますよね。
今回は、大学受験勉強におすすめの英語の文法の参考書・問題集をご紹介します。
大学受験英文法おすすめ参考書
英語の文法の参考書って種類が多くて何を買ったら良いかわからないよ。
そうだよね。今回はレベル別におすすめの参考書を紹介するよ。
中学英語から復習したい人向け
英語の文法なんてよく分からない。中学英語から復習したいと言う方におすすめです。
英語が苦手で文法なんてよく分からない。中学英語でちょっとつまずいてしまった。
そんな英語に苦手意識がある方におすすめなのが、「大岩のいちばんはじめの英文法」です。
英語の文法は中学英語でつまずいてしまうと、授業で何を言っているのかさっぱり分かりませんよね。
私ももともと英語が苦手で、英語の授業で文法の話があると、先生の言葉が呪文のように聞こえてきました。
私のように英語の文法がそもそもよくわからない。そんな方は「大岩のいちばんはじめの英文法」から勉強してみてください。
この本は授業形式で書かれているため、授業を受けている感覚で勉強が出来ます。
英語が苦手な方や、文法と言われてもよくわからない。そんな方でもこの本なら取っつきやすく、おすすめです。
中学から高校の基礎レベルなので、英文法の基礎中の基礎をしっかり固めたい人にピッタリです。
- 口語体で書かれていて、イラストも豊富で読みやすい
- 中学~高校レベルの基礎を勉強できる
- 英語につまずいている、英語が分からない。そんな方におすすめ
さて気になる口コミも少し紹介しますね。
この参考書はスラスラ進めて行ける。1日20分もあれば1講座は進む。10日ほどで一周が終わった。
引用:Amazon
参考書としては厚さも薄く内容も分かりやすいので、短期間で基礎中の基礎を身につけられます。
5文型や品詞が分からなかった僕でもこの参考書を読んで理解できました!中もカラフルで読み進めやすかったしおすすめです!!
引用:Amazon
カラフルでさらに口語体で書かれているため、英文法に対して苦手だと思っている人には良い参考書です。
センター対策で購入しました。非常にわかりやすく「英語の事がまるで分からない」という方向きだと思います。ただ、超基礎文法書なので例えセンターレベルだとしてもこの1冊だけで全てはカバーしきれません。他の文法書と併用するのが良いと思います。
引用:Amazon
基礎を身につけるにはピッタリですが、センター試験など受験対策には追加で参考書や問題集が必要です。
しっかり英文法を身につけたい人向け
人気の高い参考書だよ。
超難関校を受験する人、将来仕事で英語を使いたい人におすすめなのが、「一億人の英文法」です。
とても人気のある参考書なので、知っている方も多いのではないでしょうか。
この本の良いところは、話すための英文法を勉強できるところです。
ネイティブの感覚やイメージが分かるので、英語をしっかり身に付けたいと言う人にはとても嬉しいですよね。
但しこの参考書は、とにかく分厚い。600ページ以上もあるのです。
期限を決めて読むぞ。と気合いを入れて読んでくださいね。そうでないと最後までおわらず、参考書としての役目を果たさず受験が終わってしまいます。
また英文法の最低限の基礎が出来ていない、文字を読み進めるのが苦手と言う方は、解説が足りないところもあり、ちょっと難しいかもしれません。
とは言え「一億人の英文法」を1冊マスター出来ると、英語の力がつくことは間違いなしです。
大学生や社会人になっても英語を勉強しなければならず、英語を話す機会も増えます。社会人になると、急に海外勤務や海外出張が決まると言うことはよくある話です。
このため受験でしっかり英文法を身につけておくことは、今後の人生にも役立ちます。
- 話すための英文法を学べる
- 600ページ以上あり気合いを入れて読む必要がある
- 中学レベルでも読めるが、文法の最低限の知識がないと理解するのに時間がかかる
- 1冊マスターすると、大学生や社会人になっても役立つ
さて気になる口コミをご紹介しますね。
英語を話すためには最適な文法書だと思います。とにかく感覚として文法が見につくので分厚いとはいえ楽しく読み進めることができます。
引用:Amazon
口コミで多かったのが、英語を話すための文法が身についたと言うことでした。
口コミを見ると社会人や海外留学に行く人も多く使っていて、本気で英語を身に付けたいと思う人にピッタリな参考書と言えます。
ある程度基本のある人から読む本です。
私の様な中学英語でつまずいて
やり直したばかりの身には、まだまだ難しい。
引用:Amazon
解説が少し足りないところがあるため、最低限の基礎が身についていないと読み進めるのは厳しいようです。
高校生でも英語をネイティブっぽい感じで話したいなら勧めますが、大学受験だけを考えてる人はあんまりオススメできないかな
引用:Amazon
大学受験対策に特化した英文法の参考書と言うよりは、話すための英文法がメインとなっています。
このため受験対策だけをやりたいと考えている人には向かなさそうです。
とは言え、大学に入ると留学生の人や大学での研究、さらに社会人になっても仕事で英語を話す機会はとても多いため、大学受験で勉強してしまった方が良いですよ。
大学受験英文法おすすめ問題集
私は英文法の問題集が欲しいわ。でも問題集も色々ありすぎて何を買えば良いのかしら。
それなら私のおすすめの問題集を紹介するね。
センター試験から難関私立大の対策に
センター試験から難関私立大学までこの問題集で十分。
多くの受験生が使っている英文法の問題集「Next Stage」、略してネクステ。
英文法の問題を徹底的にやり込むにはピッタリな問題集です。いくら授業や参考書で勉強しても、実際に問題を解かなければ知識は定着をしません。
王道の問題集なだけあり様々な文法問題が網羅されており、この1冊をやり込めばセンター試験から難関私立大学まで十分対策出来ます。
但し豊富な問題を解くことが出来るものな、残念ながらそれぞれの問題の解説は丁寧に書かれていません。
このため英文法が苦手な人は、参考書で英文法を身につけてから「Next Stage」に取りかかると良いですね。
また分からない問題を調べるために、「Next Stage」に加えて参考書があると安心です。
「Next Stage」は受験対策に問題を徹底的に解きたい方におすすめの1冊です。
- 王道の問題集
- 英文法の問題を徹底的に解ける
- センター試験から難関私立大学の受験対策が出来る
- 各問題の解説は少ない
気になる口コミをご紹介しますね。
ある程度英文法を完成しかけている人が英文法問題対策として総チェック(センターレベル)するのに最適。
解説が簡素過ぎるので、入試対策として本番で落とせない基本問題レベルの知識に穴がないか探すという使い方がベストだと思います。
引用:Amazon
センター対策に繰り返し問題を解きたい方、とにかく丸暗記して知識を定着させたい方にはピッタリな問題集ですね。
問題に対する解説は無いに等しい(不正解の選択肢についてはまず触れない)し、文法事項の整理も少ないので別の文法書で確認しながらやらなくては意味がない。
引用:Amazon
「Next Stage」は解説がほとんどないので、英文法の参考書が別にあると安心ですね。
超難関校を受験対策に
難関校を受験するならこの1冊。
難関校を受験する方におすすめしたいのが、難関私立大学レベルの問題が集まった問題集「全解説頻出英文法・語法問題1000」です。
問題は難関私立大学レベルのため、基礎が身についていないと進めていくのは厳しいでしょう。
しかしハイレベルで良質な問題ばかりなので1冊しっかりマスターすると、英文法の問題は完璧に解けるくらい力がつきます。
そして「全解説頻出英文法・語法問題1000」の嬉しいところは、解説が非常に丁寧なところ。
間違えた問題は解説を見ながら復習できるので、文法を理解しながら身に付けたい人にとっては嬉しい問題集です。
- 難関私立大学の入試レベルでハイレベルな問題ばかり
- 基礎が身についていないと辛い
- 解説の内容が丁寧
気になる口コミをご紹介しますね。
解説と問題が別になっていて使いやすい上に一つ一つの問題にとてもしっかりした解説が付いていてとても良い。
引用:Amazon
しっかりとした解説が付いているため、間違えた問題の解説を読むだけでも勉強になりますね。
大学入試で出題された問題が全部です。
問題のレベルとしては、基礎〜早慶上智までがランダムに出題されていて、色々な大学のレベルや傾向もありますし、解説がとても詳しいのでやりやすかったです。
引用:Amazon
難関私立大学の入試問題が出題されるため、1冊やりきるだけでとても力になります。
但し問題のレベルが高いので、基礎が身についていないと解説を読んでも分からず時間だけが過ぎてしまうかもしれません。
大学受験で英文法をマスターするには
よし!おすすめの参考書と問題集を教えてもらったし、後は買ってやるだけだな!
そう言えば、しっかり参考書や問題集をマスターする方法を知ってるかな?
何それ?ただひたすらやるんじゃないの?
受験のパートナーとして決めた参考書や問題集は、必ず最低3回やってください。参考書なら3回読む。問題集なら3回解く。
1回しかやっていないのに、新しい参考書や問題集は買わないこと。
これが購入した英文法の参考書や問題集をマスターする必殺技です。
今回、おすすめの参考書や問題集を紹介しましたが、紹介した以外にも素晴らしい参考書や問題集はあります。
書店で中身を見て、こっちの方がいい。学校で配られた問題集を使う。それでもオッケイです。
重要なのは、パートナーに決めた参考書や問題集を最低3回やると言うことです。
難しいから、簡単だから、読みにくいからなど、途中で新しいものに移れば、大袈裟ですがやった時間無駄になると思ってください。
このため、参考書や問題集選びは慎重にやってくださいね。
受験合格のための詳しい勉強法については、こちらで紹介しているので気になる方は読んでみてください。
また参考書や問題集を3回入試までにやりきるには、計画を立てなければ不可能です。
そんな受験勉強の計画の立て方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、英語を勉強する上でとても重要な英文法のおすすめの参考書と問題集を紹介しました。簡単に内容をおさらいします。
- 「大岩のいちばんはじめの英文法」は、分かりやすく基礎が学べる参考書
- 「一億人の英文法」は、話すための英文法が学べる分厚い参考書
- 「Next Stage」は、センター対策に徹底的に問題を解ける問題集
- 「全解説頻出英文法・語法問題1000」は、難関私立大学対策にピッタリな問題集
参考書や問題集は、難しい問題や分からないところがあると嫌になることもありますが、繰り返しやることで必ず力になります。
諦めずに最後までがんばり、志望校に合格しましょう。