大学受験勉強はいつから始める?高校3年生からスタートしては遅い!?

高校生のみなさん。受験勉強始めていますか?

まだ高校1年生だし。まだまだ部活が…。もう高校3年生だし、そろそろ始めなきゃ。人によって状況は様々ですよね。

しかし、受験勉強はいつから始めるかとても重要なのです。今回は大学受験勉強いつ始めるべきか、まとめてみました。

 

いつから始める?大学受験勉強?

さて、大学受験勉強をいつから始めるべきか。

結論から言うと、受験勉強は今すぐ始めて下さい。

受験勉強は、やらなければならないことが沢山あります。超売れっ子の有名人や会社の社長のように、1分1秒も無駄に出来ないくらい。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、1日24時間しかありません。どんなに頑張っても1日の時間は増えないので、遅く受験勉強を始めれば、その分費やせる時間は短くなってしまいます。

 

そもそも受験勉強って何する?

受験勉強を早く始めて下さい。なんて言われても、そもそも受験勉強って何をするか分かりませんよね。

大学受験は高校受験よりも出題範囲も広く、マニアックな内容でとても難しいのです。

例えば中学で勉強していた歴史は、高校になると世界史・日本史・地理・倫理・政治経済に分かれてしまいます。

高校受験では、社会で歴史や地理など幅広く浅く出題者されていました。しかし大学受験では、超マニアックな問題が出題されるのです。

つまり受験勉強では、そんな超マニアックな問題に立ち向かえるよう、知識をたっぷり蓄えなければならないのです。

そのために、基礎である教科書の内容はもちろん、さらに応用問題も解けるように訓練しなければならないのです。

例えば英語なら、英単語帳1冊丸暗記、英熟語の問題集1冊丸暗記、英文法の問題集1冊丸暗記、長文の問題集1冊、速読の問題集1冊は、最低やらなきゃいけません。

センター試験と二次試験両方ある場合、さらにセンター対策の問題集とリスニングの問題集、受験大学の赤本も追加になります。

正直ゾッとしますよね。

難関校になればなるほど科目も増え、やらなきゃいけないことが増えていきます。

だからこそ、早く始めた方が得なのです。

 

私は受験勉強をいつから始めた?

ちなみに私はいつから受験勉強を開始したかと言うと、高校2年生の冬休みからです。

2年生の冬からやっていたと言っても、部活動をがっつりやっていたので、受験を意識し単語帳や授業の復習をしっかりやり始めたと思って下さい。

がっつり本格的に始めたのは、やはり部活を引退した高校3年生の春ですね。

なんだ。早く受験勉強を始めた方が良いと言ってる割に、自分は高校2年生の冬かよ!って思ったあなた。

仰るとおり!

しかし私が通っていた学校は、予備校に通わず大学受験が出来るほどの進学校でした。

そのため授業にとても力を入れていて、授業が受験対策を兼ねていたのです。

つまり、私自身が「よし受験勉強をやろう!」と思ったのは、高校2年生の冬かもしれませんが…

実際は高校1年生から知らないうちに、授業で大学受験対策をさせられていたのです。

 

中高一貫校や進学校は授業で受験対策!

先ほども書いた通り、私が通っていた学校は授業にとても力を入れている進学校でした。

今思うと本当にすごく力を入れていて、受験勉強で使う単語帳や問題集を1年生から使っていました。

定期試験の問題が、その単語帳や問題集から出てくるんです。

さらに授業のスピードもとっても早く、教科によっては3年生になる前に高校で習う内容はすべて終わります。

殆どの教科が3年生の夏休みには終わってしまいます。

それでは高校3年生の授業は何をやっていたか。それは、授業で受験対策をがっつりやっていました。

内容はセンター試験対策から難関校対策など、ここは予備校かなってくらい。

これが中高一貫校ならばもっと早く授業が終わり、授業で受験対策をしているんだそうです。

もしあなたが、高校3年生だけどまだまだ友達も受験なんて意識していない。

だからまだ焦らなくてもいいや。

なんて呑気なことを思っていたら、受験失敗しますよ。

同じ大学を受験するライバルは友人ではなく、授業で受験対策までやっているような人達もいるのです。

だから、なるべく早く受験勉強を始めて下さい。

重要だからもう一度。
今すぐに受験勉強を始めて下さい。

 

さて受験勉強何から始める?

今から始めろと言われても、さて何をやったら良いのだろうか。

正直、私も受験勉強やるぞ!と、思ってから、何をしたら良いのだろうか…。と困惑し、モチベーションが一気に落ちたのをよく覚えています。

受験勉強スタートの第一関門ですね。

まずは何をやらなければならないかは、受験勉強をスタートする時期によって変わってきます。

高校1年生・高校2年生

いきなり受験勉強と言うよりかは、まずは授業の内容をしっかり身に付けることが大切です。

簡単に言うと予習と復習をしっかりやりましょう。

予習と復習はどうやるのか。やり方は色々あるので一例を書かせてもらいます。

予習の例
  • 次の授業で習う範囲の教科書を事前に読む
  • 次の授業で習う範囲の教科書に記載されている例題や問題を事前に解く
  • 英語の場合、次の授業で習う範囲を和訳する
復習の例
  • 授業で習った範囲の教科書に記載されている例題を、次の日以降再度解く
  • 授業で習った単語や事柄を覚えているか、次の日以降に確認する

正直、これが出来たらすごいです。

1週間くらいなら頑張れると思いますが、高校生活ずっとなんて本当に難しい。

まずは好きな教科や、絶対に成績を上げたい教科から始めてみて下さい。

出来れば予習と復習の両方をやってもらいたいですが、最初は復習から始めてみて下さい。

これが出来れば、受験勉強スタートとしては素晴らしいです。そして基礎がしっかり身に付くので、難関校も夢じゃないですよ。

ちなみに私が通っていた高校では、この予習と復習が宿題、定期テストの内容となっていました。

つまり、高校1年生から強制的に予習と復習をやらされていました。

高校3年生秋から受験勉強を始め現役で東大に合格した同級生がいたのですが、本人の努力もありますが、正直この予習復習のおかげなんじゃないかと思います。

高校3年生

高校1年生・2年生から始める人と同様に予習復習はやってもらいたいのですが、まずはどの大学で、どの学科を受験したいか考えてみて下さい。

そもそもどんな大学があるのか、どんな学科があるのか全く分からないと思います。

実は国立なのか、私立なのか。文学部なのか、理学部なのか、薬学部なのか。学校や学科によって、受験に必要な教科や範囲が変わってきます。

私は理系なので理系の話をしますが、国立難関校ならばセンター試験で英語・数学1A・数学2B・生物、化学、物理から2科目・地歴公民から1科目。2次試験に英語・数学・化学・物理または生物。

私立難関校ならば、英語・数学・化学・物理または生物。

といった感じで、必要な教科が全く異なります。

また、例えば同じ薬学部でも大学によって化学と物理で受験だったたり、化学と生物で受験だったりと変わってきます。

高校3年生になってすぐならば、難関校を目指して英語・数学・国語・理科や社会の勉強をするのも良いと思います。

成績次第で、教科を絞ると言う作戦も使えます。

しかし、夏休み以降に受験勉強をスタートする場合、そんな流暢なことを言ってられないので始めから大学と学科をある程度決め、教科を絞り勉強する方が得策と言えます。

教科が決まれば、各教科1冊ずつ問題集を買ってひたすら解きましょう。最低3周です。

例え不安になっても、新しい問題集は買わないで下さいね。ひたすら同じ問題集を解く。

 

まとめ

今回は、大学受験勉強をいつから始めるのかと言うことについて書かせてもらいました。その内容について、簡単にまとめさせてもらいます。

  • 受験勉強は早く始めた方が良い
  • 進学校は高校1年生から定期試験などで受験勉強をしている
  • 進学校は授業でも予備校のような受験対策をしている
  • 高校1、2年生から受験勉強を始めるなら、予習復習から始める
  • 高校3年生から受験勉強を始めるなら、まずは受験する大学と学科を決め勉強する教科を決める

受験勉強はとっても長く忍耐のいる戦いです。早く始めて、少しでも気持ちにゆとりを持って勉強してもらえたらと思います。